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Encoding:
Text File  |  1995-08-08  |  3.4 KB  |  119 lines

  1.  
  2.  このファイルでは,Delphi 環境ではカスタマイズできないオプションとして,
  3. DELPHI.INI のエントリを説明します。
  4.  
  5.  リファレンス情報の後,ベンダー固有の情報を DELPHI.INI に追加する方法につい
  6. て説明します。
  7.  
  8.  
  9. [Globals]セクション
  10. ------------------
  11.  
  12. PrivateDir=
  13.  
  14.  この項目は,メニューテンプレートファイル (Delphi.DMT) など,Delphi が選択
  15. されたファイルを作成して配置する位置を制御します。読み出し専用ディレクトリ
  16. (または CD-ROM) から Delphi を実行している場合,ネットワークまたはローカルド
  17. ライブでこの項目を書き込み可能ディレクトリに設定する必要があります。この項目
  18. には,ドライブ名を含めて完全なパスを指定します。
  19.  
  20. HintColor=
  21.  
  22.  この項目は,Delphi IDE のヒントウィンドウの色を制御します。値には,10 進定
  23. 数,16 進定数,または VCL に定義されている色定数の識別子の 1 つ (たとえば
  24. clCyan) を指定します。なお,ヒントウィンドウのテキストは,clWindowText を使
  25. 用して表示されます。
  26.  
  27. PropValueColor=
  28.  
  29.  この項目は,オブジェクトインスペクタの右側 (値列) のテキストの色を制御しま
  30. す。値は,10 進定数,16 進定数,または VCL に定義されている色定数識別子の 1 
  31. つ (たとえば clCyan) が可能です。
  32.  
  33.  
  34. [FormDesign] セクション
  35. ------------------------
  36.  
  37. DefaultFont=
  38.  
  39.  この項目は,新しいフォームのデフォルトフォントを制御します。フォントの名前,
  40. フォントのサイズ,およびオプションでフォントのスタイルをカンマで区切って入力
  41. します (サポートされているフォントのスタイルは,bold と italic)。次に例を示
  42. します。
  43.  
  44.     DefaultFont=MS Sans Serif, 8, bold, italic
  45.  
  46.  
  47. [Debugging] セクション
  48. ----------------------
  49.  
  50. NoResetWarning=
  51.  
  52.  1 にセットすると,プログラムリセットを選択したときに警告メッセージが表示さ
  53. れません。
  54.  
  55.  
  56. [Gallery] セクション
  57. --------------------
  58.  
  59. BaseDir=
  60.  
  61.  ギャラリーファイルを探すディレクトリを指します。ほかのユーザーとギャラリー
  62. ディレクトリを共有するには,(たとえば) 共有ネットワークディレクトリを指すよ
  63. うにこの項目を設定します。この項目には,ドライブ名を含めた完全なパスを指定し
  64. ます。
  65.  
  66.  
  67. [Editor] セクション
  68. -------------------
  69.  
  70. DefaultWidth=
  71. DefaultHeight=
  72.  
  73.  この 2 つの項目は,存在する場合,Delphi のコードエディタウィンドウの作成時
  74. のデフォルトの幅と高さを制御します。この2つの値は更新されませんが,コードエ
  75. ディタが作成されるたびに読み出されます。
  76.  
  77. ?[Version Control] セクション
  78. ?----------------------------
  79. ?VCSManager=
  80. ? この項目は,バージョン管理マネージャ DLL の完全なパスを指定します。Delphi 
  81. ?PRO はチームサポートを含み,\BIN ディレクトリにある STDVCS.DLL という名前の
  82. ?バージョン管理マネージャを提供しています。次に例を示します。
  83. ?    VCSManager=c:\delphi\bin\stdvcs.dll
  84.  
  85. [Experts] セクション
  86. ------------------
  87.  
  88. ????=
  89.  
  90.  このセクションには,起動時にロードして初期化されるエキスパートのリストが入
  91. ります。項目名は解釈されないため,左辺にはどんな値でも使用できます。ベンダー
  92. 名と製品名の組み合わせを使用するようお勧めします。次に例を示します。
  93.  
  94.      [Experts]
  95.      ComponentWare.CommExpert=c:\delphi\cware\commexpt.dll
  96.      CodeFast.TheExpert=c:\delphi\codefast\codefast.dll
  97.  
  98.  
  99.  DELPHI.INI へのベンダー固有情報の追加
  100. ---------------------------------------
  101.  
  102.  DELPHI.INI にサードパーティ情報を追加する場合,ベンダー名と希望するセクシ
  103. ョン名の組み合わせを使用して名前を付けたセクションに情報を追加するようにお勧
  104. めします。たとえば,CodeFast という名前の企業が DELPHI.INI に情報を格納する
  105. 予定の場合は,次のように名前を付けるとよいでしょう。
  106.  
  107. [CodeFast.DesignInfo]
  108. LastDesigner=1
  109. NextDesigner=0
  110.  
  111. [CodeFast.MetaTable]
  112. TableName=c:\meta\first.mtb
  113.  
  114.